ペットがいるとマンションの査定額が下がる?査定のチェックポイントも解説

2024-05-14

ペットがいるとマンションの査定額が下がる?査定のチェックポイントも解説

この記事のハイライト
●ペットによる傷やにおいがあるとマンションの査定額が下がる可能性がある
●査定額をできるだけ下げないための注意点には修繕やにおい対策をおこなうことなどが挙げられる
●マンションの査定ではペットの有無以外にも立地や築年数などのさまざまな要素が加味される

ペットとの生活は、癒しを感じる大切なものでしょう。
ただし、ペットを飼っていたマンションを売却する際は、査定額への影響が心配になるかもしれません。
そこで今回は、ペットの飼育がマンションの査定額に影響する理由や、影響を抑えるための注意点などを解説します。
山口県や福岡県の全域で、ペットのいるマンションの売却をご検討中の方は、ぜひご参考にしてください。

\お気軽にご相談ください!/

ペットの飼育がマンションの査定額に影響する理由

ペットの飼育がマンションの査定額に影響する理由

マンションのなかにはペット可の物件があり、ペットとの暮らしを楽しんでいる方もいるでしょう。
飼い主にとって、ペットはかけがえのない存在であることが多いものです。
けれど、マンションの売却を考えたときは、査定額が下がるなどのデメリットが生じるのではないかと、不安を感じるかもしれません。
結論から申し上げますと、ペットを飼っていた事実だけでは、マンションの査定額は下がりにくいものです。
ただし実際には、ペットを飼っているマンションの査定額が下がることは多々あります。
それはなぜなのか、大きな理由を3つ確認してみましょう。

ペットがいるマンションの査定額が下がる理由①傷や汚れ

ペットがいるマンションの査定額が下がる理由には、傷や汚れが付きやすいことが挙げられます。
ペットを飼育していなくても、売却するマンションに傷や汚れがあると、査定額は下がります。
ペットがいる場合は、かじったり引っかいたりなどして傷や汚れが付いてしまうことが多いので、査定額に影響が生じやすいのです。

ペットがいるマンションの査定額が下がる理由②におい

ペットがいるマンションの査定額が下がりやすい理由には、においも挙げられます。
ペットを飼っていると気付かないにおいでも、その部屋で暮らしていない方にはわかるものです。
カーテンや家具に付いたにおいは、売主の荷物を撤去すればなくなるかもしれません。
けれど、においは壁紙などにも染み付くため、注意が必要です。
住人以外が気になるレベルだと、査定額に影響が生じてしまうでしょう。

ペットがいるマンションの査定額が下がる理由③需要の低さ

一般的に、ペット可で実際に飼われていたマンションの購入を検討するのは、ペットを飼っている方や飼いたいと思っている方でしょう。
ペットに興味のない方は、購入の検討対象から外すことが多いと考えられます。
すると、購入検討者の候補が限定されるため、普通の物件よりも需要が少なくなってしまうでしょう。
需要が少ないと売却に時間がかかる可能性があるので、査定額が下がってしまいます。

\お気軽にご相談ください!/

ペットの飼育によってマンションの査定額を下げないための注意点

ペットの飼育によってマンションの査定額を下げないための注意点

ペットを飼っていたマンションの査定額が下がってしまうのは、傷や汚れ、においなどがおもな理由であることがわかりました。
では、マンションの査定額をできるだけ下げないためには、どうしたら良いのでしょうか。
おもな注意点を3つ、確認しておきましょう。

査定額を下げないための注意点①修繕をおこなう

室内で犬や猫を飼っていると、爪などで柱やフローリングを傷付けられることがあります。
しっかりとしつけをすれば、それほど傷は付かないかもしれませんが、完全に防ぐことは難しいでしょう。
物件に傷があると、査定額が下がってしまうので、目立つ傷がある場合はご自身で修繕をしましょう。
たとえば、壁のクロスがはがれている場合は、接着剤を使ってくっつけます。
フローリングの床は、補修用の木目調テープを貼ると、目立たなくなるでしょう。

査定額を下げないための注意点②におい対策をする

マンションにペットのにおいが残っていると、査定額に影響してしまいます。
においの度合いによっては、査定額が大きく下がってしまうかもしれません。
そのため、におい対策を実施することは、とくに押さえておきたい注意点です。
におい対策には、換気や消臭スプレーの使用、消臭クロスへの張替えなどがあります。
染み付いたにおいをすべて取り除くことは難しいかもしれませんが、軽減できれば、査定額への影響を抑えられるでしょう。

査定額を下げないための注意点③ハウスクリーニングを実施する

ペットによる汚れやにおいがひどく、ご自身で改善することが難しい場合、そのままだと査定額への大きな影響が懸念されます。
そのような際は、ハウスクリーニングの実施を検討しましょう。
ハウスクリーニングを実施すると、室内がきれいになり、においも根本から対策できます。
費用はかかりますが、相場は2LDKで3万円~7万円、3LDKで5万円~8万5,000円なので、それほど高額にはなりません。
なお、室内をきれいにする方法にはリフォームもありますが、売却のためにおこなうことはやめたほうが良いでしょう。
その理由は、高額な費用がかかるのに売却する際に回収できず、結果的に負担が大きくなってしまう可能性があるからです。
ハウスクリーニングは高い費用対効果が見込めるので、実施するならこちらにしておきましょう。

\お気軽にご相談ください!/

マンションの査定でチェックされるペット以外のポイント

マンションの査定でチェックされるペット以外のポイント

マンションの査定額を算出する際は、さまざまな要素が加味されます。
ほかの要素に良い点があれば、ペットの飼育による影響はそれほど生じないかもしれません。
そこで、マンションを査定する際にチェックされるおもなポイントについて、確認しておきましょう。

マンション査定時のチェックポイント①立地

マンションの査定額に大きく影響すると言われている要素が、立地です。
とくに、最寄り駅からの距離は重要で、近いほど資産価値が高くなるため、査定額も上がります。
最寄り駅が急行の停車駅であるなど、駅の利便性が高いと、さらに査定額が上がるでしょう。
また、マンション周辺の生活環境も重視されるポイントです。
買い物施設が充実していたり、公共施設が近くて利便性が高かったりすると、査定の際にプラスの評価を受けるでしょう。

マンション査定時のチェックポイント②築年数

築年数も、マンションの査定時にチェックされるポイントです。
基本的には、築年数が新しいほうが、査定額は高くなります。
なお、築年数はマンションの古さだけではなく、安全性にも関係します。
なぜなら、1981年6月以前に建てられたマンションは、現行の新耐震基準を満たしていない可能性があるからです。
新耐震基準を満たしていない場合は、査定額に影響が生じるでしょう。

マンション査定時のチェックポイント③部屋の階数や向き

部屋に関する要素には、状態だけではなく、階数や向きなどもあります。
マンションは日当たりや眺望の良さ、防犯面での安心感などから、上層階の人気が高くて査定額も上がる傾向です。
また、南向きの部屋や角部屋は、とくに日当たりや眺望が良いので、ほかの部屋よりも査定額が高くなる可能性があるでしょう。

マンション査定時のチェックポイント④その他

マンションの査定では、ほかにも部屋の間取りや設備、共用部分や管理状態などのさまざまなポイントがチェックされます。
そのなかにはペットの飼育に関する要素も含まれるので、査定前に先述した注意点を実践すると、査定額への影響を抑えられる可能性があります。
なお、査定額はマンションを売却できそうな価格であり、必ずしもその価格で売ることになるわけではありません。
そのため、査定額が低めでも、査定後に不動産会社とペットの飼育に関する対策を講じると、売却価格への影響を抑えられる可能性があるでしょう。

まとめ

マンションでペットを飼っていた事実だけで、査定額が下がることはありません。
ただし、ペットによる傷やにおいがあると、査定額に影響するかもしれないことは注意点です。
ペットを飼っている部屋を売却する場合は、必要に応じて修繕やにおい対策などを実施しておきましょう。


ブログ一覧ページへもどる

まずはご相談ください!

0120-967-542

営業時間
9:00~18:00
定休日
毎週水曜日・盆・年末年始

売却査定

お問い合わせ