お金がない状況で家を売る際のポイント!押さえておきたい3点について解説

2025-07-22

お金がない状況で家を売る際のポイント!押さえておきたい3点について解説

この記事のハイライト
●家を売る方法には仲介と買取があるので優先事項に応じて適した方法を選ぶことがポイント
●家を売却する際は費用や税金がかかるのでお金がない場合は種類や金額の目安などを確認しておくことが大切
●家を売る際にやってはいけないのは事前準備を怠ることや焦って売却することなどである

お金がない状況で、家の売却を考えることもあるでしょう。
その場合は、満足のいく結果にするために押さえておきたいポイントがあります。
そこで今回はお金がない状況で家を売る際のポイントとして、売却方法とかかる費用や税金、やってはいけないことの3点を解説します。
山口県や福岡県の全域で、お金がない状況で家の売却を検討されている方は、ぜひご参考にしてください。

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お金がない状況で家を売る際のポイント①家を売る方法

お金がない状況で家を売る際のポイント①家を売る方法

家を売る方法には、仲介と買取の2つがあります。
お金がないときは優先事項によって適した方法が変わるので、それぞれの方法の特徴や適している方を確認しておきましょう。

仲介の特徴とは

仲介とは、不動産会社に依頼して買主を探す方法です。
メリットは、相場に近い金額で売却できる可能性があることです。
デメリットは時間がかかることであり、通常でも3か月から半年ほどの期間がかかります。
買主が見つからないと、さらに長引くこともあるでしょう。
したがって、早期売却よりも、できるだけ多くのお金を得ることを優先したい方に適しています。

買取の特徴とは

買取とは、不動産会社が物件を直接買い取る方法です。
メリットは、買主を探す必要がないのでスピーディーに売却できることです。
早くて1週間、通常でも1か月ほどで家を売ることができるでしょう。
ただし、買取には価格が相場よりも安くなるデメリットがあり、基本的に仲介よりも2~3割ほど安くなります。
そのため、多少安くなっても、できるだけ早くお金を得たいと考えている方に適しています。

住宅ローンを完済できないときに家を売る方法とは

お金がない状況で家を売るときは、住宅ローンの返済が残っていることもあるでしょう。
その際は、売却金で住宅ローンを完済できるかどうか確認しなくてはなりません。
売却金で住宅ローンを完済できない「オーバーローン」だと、仲介や買取で家を売ることができない可能性があるからです。
オーバーローンでも、手持ちの資金を合わせると完済できる場合は家を売ることが可能です。
しかし、手持ちの資金を合わせても住宅ローンを完済できない場合は、基本的に家を売ることができません。
家を売却する際は抵当権を抹消しなくてはなりませんが、そのためには住宅ローンを完済する必要があるからです。
ただしオーバーローンでも、住宅ローンの返済が困難な場合は任意売却が認められる可能性があります。
任意売却とは、住宅ローンを完済できない場合に、借入先の金融機関の許可を得て売却する方法です。
簡単に認められるものではありませんが、やむを得ない事情がある場合は金融機関に相談してみましょう。

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お金がない状況で家を売る際のポイント②売却にかかる費用や税金

お金がない状況で家を売る際のポイント②売却にかかる費用や税金

家を売る際は売却金を得られるだけではなく、さまざまな費用や税金がかかります。
お金がないときは、発生する費用や税金の種類と金額を把握して、問題なく支払えるかどうかを考える必要があるでしょう。
そこで、家を売る際にかかるおもな費用や税金について、確認しておきましょう。

家を売る際にかかる費用や税金1:仲介手数料

仲介手数料とは、不動産会社の仲介によって不動産売買が成立した際に発生する費用です。
法律によって上限額が定められており、売却価格が800万円以下の場合は税込33万円です。
800万円を超える場合の上限額は、「売却価格×3%+6万円+消費税」の計算式で算出します。
仲介手数料は売買契約成立時に半分、物件の引き渡し時に残りの半分を支払うことが一般的です。
売買契約成立時は売却金を受け取る前なので、手持ちの資金で支払う必要があります。
そのため、お金がないときは支払いができるかどうかをしっかりと確認しておきましょう。
なお、家を売る方法で買取を選択した場合は、仲介手数料が発生しません。
仲介は買取よりも高く売れる可能性がありますが、仲介手数料が発生するので、売却方法を考えるときはその点もふまえて検討しましょう。

家を売る際にかかる費用や税金2:印紙税

印紙税は契約書や受取書などを作成する際にかかる税金であり、家を売るときは売買契約書に課されます。
税額は、売却価格に応じて段階的に定められています。
たとえば、売買価格が500万円を超え1,000万円以下の場合は1万円、1,000万円を超え5,000万円以下の場合は2万円です。
なお、印紙税には令和9年3月31日まで軽減措置が設けられています。
そのため、売買価格が500万円を超え1,000万円以下の場合は5,000円、1,000万円を超え5,000万円以下の場合は1万円などのように、通常よりも税額が安くなります。

家を売る際にかかる費用や税金3:抵当権抹消費用

住宅ローン中の家には、抵当権が設定されているでしょう。
先述のとおり、家を売るためには抵当権を抹消する必要があり、その際には費用がかかります。
おもな費用は、抵当権抹消登記の際に発生する登録免許税と、司法書士へ依頼した際に発生する報酬です。
登録免許税は不動産1つにつき1,000円で、司法書士への報酬は1万円~2万円ほどが目安です。

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お金がない状況で家を売る際のポイント③やってはいけないこと

お金がない状況で家を売る際のポイント③やってはいけないこと

家の売却を満足のいく結果で終えるためには、やってはいけないことがあります。
とくに、お金がない状況で家を売る際は、やってはいけないことをしっかり把握しておかないと、想定よりも手元にお金が残らなくて困ってしまう可能性があります。
そこで、家を売る際にやってはいけないことを3点、確認しておきましょう。

やってはいけないこと1:事前準備を怠る

家を売る際にとくにやってはいけないのは、事前準備を怠ることです。
たとえば、周辺の相場を調べていないと適正価格がわからず、相場よりも安く売却してしまう可能性があります。
逆に、相場よりも高い価格を設定すると買主がなかなか見つからず、売れるまでに時間がかかってしまうでしょう。
また、家の売却を成功させるためには、適した売却方法を選ぶことがポイントです。
お金がない状況で一刻も早く売りたいのに、仲介を選択してしまうと、半年以上経っても売却できない可能性があります。
お金がないので高く売りたい場合に買取を選択すると、希望よりも得られる金額が少なくて困ってしまうかもしれません。
このような事態を避けるためには、相場の調査や売却方法の確認などの事前準備をしっかりとおこないましょう。

やってはいけないこと2:住宅ローンの残債を確認しない

住宅ローンの残債を確認しないと、売却の手続きを進めてもオーバーローンで売れない可能性があります。
また、アンダーローンであったとしても、想定より返済にお金がかかると手元に少ししか残らないかもしれません。
お金がない状況でこれらの事態になると、生活が困難になってしまう可能性もあります。
そのため、売却する家の住宅ローンが残っているときは、残債をしっかり確認することが大切です。

やってはいけないこと3:焦って売却する

お金がなくて売却を急いでいても、焦らないようにしましょう。
焦りが生じると大幅に値下げをしてしまい、後悔する可能性があります。
仲介を選択すると、買主がなかなか見つからない場合に焦りが生じてしまうかもしれません。
そのため、できるだけ早く売却したいときは買取を検討したほうが良いでしょう。

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まとめ

お金がない状況で家を売る際は、優先事項に応じて適した売却方法を選ぶことがポイントです。
家の売却には費用や税金がかかるので、種類と金額の目安を確認しておくことも大切です。
満足のいく結果にするためには、事前準備を怠るなどのやってはいけないこともしっかりと押さえておきましょう。
山口県の不動産売却・買取再販は株式会社リプラスにお任せください。
不動産売却をご検討の方に向けて、リフォーム・リノベーションまで一気通貫の買取再販をご提案しております。
所有している不動産でお悩みごとがございましたら、ぜひ株式会社リプラスまでお問い合わせください。

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株式会社リプラス

宇部市を中心として山口県(宇部市、山陽小野田市、下関市、山口市、防府市)、福岡県の一部を対象に、買取を主とした売買を専門にする不動産会社です。
相続や住み替え、不要不動産の処分など、さまざまな理由で不動産の査定のご依頼・ご相談を多くいただいております。

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