市街化調整区域内の物件は売れない?スムーズに売却するためのコツも解説

2026-06-23

市街化調整区域内の物件は売れない?スムーズに売却するためのコツも解説

この記事のハイライト
●市街化調整区域にある物件はインフラが整っていないことなどが原因で売りにくいとされている
●市街化調整区域にある物件をスムーズに売却するコツはターゲットを絞って販売活動をおこなうこと
●売却前に自治体の区域指定制度を確認し、建築や開発の制限内容を把握しておくことが重要

市街化調整区域にある住宅は、一般的な住宅地と比べて売却が難しいといわれることがあります。
土地利用の制限や建築規制など、特有の条件が影響するためです。
本記事では、市街化調整区域の家を売却する際のポイントや、売却をスムーズに進めるための方法について解説します。
山口県福岡県で市街化調整区域の売却をご検討中の方は、ぜひ参考になさってください。

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市街化調整区域の家が売れないといわれる理由は?

市街化調整区域の家が売れないといわれる理由は?

はじめに、市街化調整区域の家が売れないといわれる理由から解説します。

インフラが整っていない

市街化調整区域は都市計画で開発が制限されている地域のため、上下水道やガス、電気などのインフラ整備が十分でないことがあります。
とくに上下水道が未整備の場合、井戸や浄化槽の設置が必要になることもあり、生活の初期費用がかさむ可能性があります。
またインフラが整っていないことで、物件自体の価値が下がり、買い手にとって魅力が薄れることも少なくありません。
売却を考える際は、インフラの整備状況を確認し、必要に応じて買主に具体的な情報を提供することが重要です。

生活の利便性が悪い

市街化調整区域は都市の中心部から離れた場所に位置することが多く、スーパーマーケットや病院、公共交通機関など生活に必要な施設が近くにない場合があります。
毎日の通勤や通学、買い物にかかる時間や労力が増えるため、利便性の低さが買い手にとって大きなネックとなるでしょう。
また、子育て世代や高齢者にとっては、生活圏内の施設が少ないことが購入の判断材料に大きく影響します。
売却活動では、交通アクセスや周辺施設の状況を正確に伝え、購入希望者が生活をイメージしやすいようにすることがポイントです。

新たに建物を建てられない

市街化調整区域では、原則として新築住宅や建物の建築が制限されており、建て替えや増築が容易ではありません。
既存の建物を売却する場合でも、将来的に自由に建物を建て替えられないことは、買主にとって大きなデメリットとなります。
とくに古い住宅の場合、建物の老朽化に伴う修繕やリフォームの自由度が低いことが懸念材料となり、売却期間が長引く可能性があります。
売却を考える場合は、建築制限や土地利用規制をしっかり確認しておくことが大切です。

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市街化調整区域の家をスムーズに売却する方法とは

市街化調整区域の家をスムーズに売却する方法とは

続いて、市街化調整区域の家をスムーズに売却する方法について解説します。

建物なしの更地で売る

市街化調整区域の物件を売却する際、建物を解体して更地にしてから売る方法があります。
建物が残っている場合、建築制限や老朽化の影響で買い手がつきにくくなるケースもありますが、市街化調整区域において自己判断で建物を解体するのは極めて危険です。
なぜなら、「既存の建物があるからこそ、特例的に建て替えが認められている」ケースが多く、更地にした瞬間に既得権が消滅し、二度と家が建てられなくなるリスクがあるからです。
農地転用や資材置き場として売却するために更地を検討する場合でも、「解体後も再建築や目的の用途で利用可能か」を、必ず事前に自治体の都市計画課などへ確認し、慎重に判断する必要があります。

買取を依頼する

市街化調整区域の物件は一般的な売却では買い手がつきにくいため、不動産会社に買取を依頼する方法もあります。
買取とは、不動産会社などに直接不動産を売却することです。
買取であれば、仲介のように販売活動が不要なため、売却期間が短縮され、早期に現金化が可能です。
また、建物の状態や土地の制限を理由に交渉が難航する心配も少なくなります。
一方で、買取のデメリットとしては、仲介に比べると買取価格が低くなりやすい点が挙げられます。
これは、不動産会社が買い取った物件を修繕して再販売し、その時のコストを考慮したうえで価格を設定するためです。
とくに市街化調整区域の物件は、建築制限や利用制限があるため再販のハードルが高く、そのリスク分が反映されやすくなります。

買ってくれそうな人を絞って売却する

市街化調整区域の不動産を売却する際のポイントは、「購入の可能性があるターゲットを絞ること」です。
たとえば、周辺に農地や資材置き場を必要としている事業者、自然環境を重視して郊外で生活したいと考える家族など、利用目的が明確な層をターゲットにすることで、売却の成功率が高まります。
また、地域のコミュニティや自治体のネットワークを活用して購入希望者を探す方法もあります。
一般的なポータルサイトに掲載するだけでなく、購入可能性の高い層に直接アプローチすることで、条件に合った買主を見つけやすくなるでしょう。

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市街化調整区域の家を売る前に確認したいポイント

市街化調整区域の家を売る前に確認したいポイント

市街化調整区域の不動産を売却する際は、事前に確認しておくべきポイントがあります。
トラブルを避けるためにも、これらを把握したうえで売却活動を始めましょう。

自治体の区域指定制度を確認する

市街化調整区域の土地は、自治体ごとに細かく区域指定がされており、開発や建築に関する制限が異なります。
たとえば、ある自治体では一定の条件を満たせば住宅の建築が認められる一方、別の自治体では農地や緑地保全のため建築許可がほとんど下りない場合もあります。
売却を検討する際は、まず自分の土地がどの区域に指定されているのかを市役所や自治体の都市計画課で確認することが重要です。
区域指定によっては、買主に対して建築制限や開発手続きの情報を正確に伝える必要があり、事前に把握しておくことで売却トラブルを防げます。
また、将来的な土地利用の可能性も示せるため、購入希望者にとって安心材料となるでしょう。

土地の地目を確認する

土地の地目とは、宅地・畑・山林・田など、土地の用途を表す区分のことです。
市街化調整区域内では、地目によって建物を建てられるかどうかや、建築許可の条件が大きく変わる場合があります。
売却前には、土地の登記簿や公図を確認して正しい地目を把握しておくことが重要です。
特に地目が「田」や「畑」などの農地になっている場合、農地法の厳しい制限がかかるため、原則として農家の方にしか売却できず、宅地などへ転用する(農地転用許可を得る)ハードルも高くなります。
購入希望者に正確な地目情報を提供することで、無駄な交渉やトラブルを避けることができます。
また、農地転用や地目変更の手続きが必要になる場合もあるため、事前に対応方法や必要な費用を把握しておきましょう。

線引き前の建物か線引き後の建物かを確認する

市街化調整区域に建てられた建物には、線引き前に建てられたものと線引き後に建てられたものがあります。
この違いによって、建物の建て替えや増改築が可能かどうかが変わってくる点に注意が必要です。
線引き前の建物であれば、建築制限の影響を受けずに建て替えが認められる場合もあります。
しかし、線引き後に建てられた建物は、自治体の建築規制や開発許可の条件に従う必要があります。
売却を考える際には、購入希望者にこの情報を明確に伝えることが重要です。
購入者は将来的な増改築や建て替えの可否を判断材料にするため、曖昧な情報では売却が難航することがあります。
スムーズに取引を進めるためにも、事前に線引きの時期や建物の状態を調べておきましょう。

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まとめ

市街化調整区域の家を売却する際は、まず自治体の区域指定制度を確認し、建築や開発の制限内容を把握しておくことが重要です。
あわせて土地の地目を確認し、宅地・農地など用途区分によって必要な手続きを確認しましょう。
また、建物が線引き前に建てられたものか線引き後かによって、建て替えや増改築の可否が異なります。
これらの情報を事前に整理し、購入希望者に正確に伝えることで売却トラブルを防ぎ、スムーズな取引につながるでしょう。
山口県の不動産売却・買取再販は株式会社リプラスにお任せください。
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株式会社リプラス

宇部市を中心として山口県(宇部市、山陽小野田市、下関市、山口市、防府市)、福岡県の一部を対象に、買取を主とした売買を専門にする不動産会社です。
相続や住み替え、不要不動産の処分など、さまざまな理由で不動産の査定のご依頼・ご相談を多くいただいております。

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